山下南国園芸

ネオレゲリア

日光が好きな観葉植物
基本情報
学名
ネオレゲリア
和名
カロリナエ・フランドリア
科名
パイナップル科
属名
ネオレゲリア属
草丈・樹高
10~40cm
形態
多年草
原産地
熱帯アメリカ
花色
開花時期
6~10月
特徴

ネオレゲリアは熱帯~亜熱帯アメリカに97種分布する着生植物です。多くは株がロゼット状で、葉縁にはとげがあります。開花期になると株中央の筒状部とその周辺の葉が赤く色づき、筒状部の中に剣山状の花をつけますが、花は筒状部の上までは伸び出しません。

栽培環境

ネオレゲリアは、日当たりの良い明るい場所を好みます。夏の強い日差しは葉焼けしてしまうため遮光が必要ですが、暗い場所では葉の色が悪くなってしまったり、徒長して間延びした姿になってしまうため光量管理は重要です。
高温多湿の熱帯地方の植物なので、年間を通じて20℃から30℃ほどの気温で管理することをこころがけます。

育て方

春から秋頃までは、ロゼット状に広がった葉の筒状の根本に、水が溜まっている状態にします。溜められる量が決まっているので、多くの水やりを必要とはしません。常に少量の水が溜まっておく状態を保ちましょう。秋からは徐々に水を減らしていき、冬が到来したら、葉の生え際に溜まっている水はすて、霧吹きなどの葉水に変えます。葉の表面を湿らす程度の吹付けで大丈夫です。
環境にもよりますが1~2年に1度1回り大きい鉢に植え替えをする必要があります。水はけの良い土を使って植え替え、鉢底にはしっかりと鉢底石を入れてください。
植え替え時期は4~7月頃が最適です。