ストレリチアにはオーガスタのような幹が太くとても背が高くなる品種と、レギネのような太い幹のない2mぐらいのややコンパクトな品種があります。花は鮮やかなオレンジ色の萼と青色の花弁からなり、温度を保てば周年開花します。
ストレリチアを育てる場所は、レースのカーテン越しに日が当たる明るく暖かい室内が最適です。特に春から秋の成長期は日当たりのよい場所で、徒長(株が間延びする)を防ぎます。日当たりのよい暖かな場所で育てると、花芽の出がよくなります。寒さにも比較的強く、海沿いの霜が降りないような暖地では戸外でもよく冬越しします。
ストレリチアの水やりは季節によって頻度を変えます。特に梅雨時期は土の表面が乾いていても、中は湿った状態です。水やりは日数の間隔を空けて、受け皿に水を溜めず与えるときはたっぷりと水やりするのがコツです。葉の裏表に葉水(霧吹き)をして、葉の傷みや病害虫の発生を防ぎましょう。
4〜10月の成長期には、新しい葉っぱをどんどん生やして大きくなっていきます。そのため、肥料を与えることで生育をサポートする必要があります。「窒素、リン酸、カリウムの3要素が棟梁入った肥料」もしくは「リン酸がやや多めに入っている肥料」を置き肥する、もしくは「液体タイプの肥料」を水やり代わりに与えます。
ストレリチアは毎年新しい葉っぱをどんどんと生やして、根もどんどん横へ広がっていくので1年もしくは少なくとも2年に1回ほどは、植え替えてあげる必要があります。
大きな葉っぱに大胆な切れ込みが入った人気の観葉植物、モンステラ。その小型種がヒメモンステラです。小さいのでスペースをとらず、加えて、日が当たらなくても育つ丈夫な性質があるので置き場所を選びません。