アナナスは原色に近い鮮やかな花苞が特徴で、トロピカルで明るい雰囲気が楽しめる魅力的な植物です。鑑賞時期が長く、地植えだけでなく鉢植えにして観葉植物として育てると部屋のインテリアとしても利用できます。
アナナスには耐陰性があるため屋内でも育てることができますが、日照不足になると色褪せてしまうので、できるだけ明るい場所に置くようにします。ただし、直射日光に当てると葉焼けを起こしてしまいます。レースのカーテン越し程度のやわらかい光を当ててください。
アナナスは、根から水を吸収するのではなく、葉の根元から吸収します。根の役割は、株を支えるというものです。株の上から水を与えて筒状になっている葉の部分に水を溜めて育てます。用土が乾いてきたら、葉筒の水が入れ替わるくらいの量をたっぷりと与えてください。
冬はアナナスの生育がゆるやかになるため水やりの回数を減らします。葉筒に溜める水は少量に留めます。
大きな葉っぱに大胆な切れ込みが入った人気の観葉植物、モンステラ。その小型種がヒメモンステラです。小さいのでスペースをとらず、加えて、日が当たらなくても育つ丈夫な性質があるので置き場所を選びません。