エバーフレッシュは同じマメ科のネムノキと同じく、夜になると葉を閉じて眠ります。これを就眠(睡眠)運動と言います。この就眠運動は、夜間に葉から水分が蒸発していくのを防ぐ為だと言われています。春から秋に花が咲き、1か月程度で結実します。赤いさやの中には黒色の球形の果実が入っており、この形態からアカサヤネムノキの和名をもちます。
耐陰性もありますが、春から秋は直射日光に当て、冬は室内のできるだけ日光が当たる暖かい場所に置きます。夏の気温が高い間はバルコニーなどでの管理も可能です。その場合、いきなり室内から屋外へ出すと葉焼け等のダメージの原因になります。徐々に外に出す時間を増やして慣らすようにしてください。
春~秋の生長期では土の表面が乾燥したらたっぷりと水を与えるようにします。気温が低くなって、生長が緩慢になってきたら水やりの回数を減らします。
エバーフレッシュは生育が旺盛なので、定期的に「剪定」を行って樹形を整えます。剪定に適した時期は春(4月~5月)です。春になると冬の休眠期で生長が止まっていたエバーフレッシュから新しい枝がどんどん伸びてくるので、あまり大きくしたくないときは思い切って剪定をすることで樹形を整えます。