山下南国園芸
南アメリカを原産とし、特にブラジルに多く分布しています。葉は長く、筒状に重なり合ってロゼット状になるのが特徴です。花は鮮やかな色を持ち、ピンク色や紫色の花が咲きます。特に観賞用として人気があり、室内でも育てやすいとされています。乾燥した環境にも適応し、葉の根元に水をためる性質があります。また、空気中の湿度を好みますが、根が過湿になると腐りやすいため、注意が必要です。ハンギングバスケットやコンテナ栽培に適しています。
ビルベルギアは直射日光が当たる場所で管理します。日光が強すぎても色が抜けることがあるので、２週間ほど直射日光に当ててみて、色抜けするようであれば３０％程度の遮光をしてください。風通しの良い環境を選ぶと成長が促進されます。室内で育てる場合は、窓際など明るい場所に置くと良いでしょう。湿度が高い環境を好みますが、水はけの良い土壌を選ぶと根腐れを防げます。
育てる際は、明るい場所に置き、適度な水やりを心掛けます。水やりは土が乾いたらたっぷりと与えると良いです。特に葉の根元に水をためるようにすると乾燥を防げます。肥料は春から夏にかけて、月に1回程度与えると良いでしょう。冬場は成長が緩やかになるため、水やりの頻度を減らし、休眠期に備えます。植え替えは2年に1回を目安に行い、新しい土を使用することで健康な成長を促します。